FC全滅に絶望していた私を救ってくれたのは去年のVコン初日が縁で交流している方でした(ここで名前出していいか許可取るの忘れたー)。
というわけで、東京にGo!!
いつもの新幹線で東京駅着。ちょっとだけ寄り道→超絶久し振りに山手線→有楽町で下車→歩いて演舞場に。だって、その方が確実なんだもん。目の前の地図より7年前(衝撃……)の記憶。迷わず着いたわ。ふふふ。12時近かったので入場列に並んですぐにin。1階でパンフと扇子を買ってから2階に行くと、偶然にも麻琴さんたちにお会いする。何がすごいって約束していなくても会えるのよ。これも能力なのかもしれない。きゃっ。ステージフォト購入用紙がなかったので(幕間ではあったらしいね)暗記して(笑)売り場に行き、クリアファイル、オリジナルフォト、ステージフォトを買いました。ポスターはね。ポスターはさ。呪文のごとく「ポスター…」とつぶやいてたんだけど(それもどうなの)、ポスター界に手を染めてはならぬ、去年は20年という周年祭だったから買ったのじゃ、と言い聞かせて購入を見送りました。そこまで思い悩むことなのかな(笑)。
席は、1階16列の右側。どうもこんにちは、ライトの女王です。ここ最近、ほんとライトばっかだわ。
では、歌舞伎の感想を。よーーーいやさーーー!!
1幕は、よくわからないけど殺陣@4剣士が始まり(「かならず生きて帰れ!!」がないなーとか、マーブル階段出てこないなーとか思ってたのは内緒の方向で)、よくわからないけどみのきち@お化けになり、よくわからないけど健ちゃんが魔王だか帝王だか覇王だか@MASKになり、よくわからないけど滝沢による仮面踊り@変面になり(やっと仮面が布でできていると初めて気づく←遅い。もちろん引き抜くときかならずどちらかの手がマントの中なのも初めて気づく←遅いアゲイン)、最高によくわからないけど上半身裸で太鼓を打ち鳴らし、あろうことか主役とゲストがぐるんぐるん、と「よくわからないけど」が枕詞になるんだけど、極上に楽しかった!!!!!! ワイドショーを見たとき、
意味わからないけど、わからなくてもいい、むしろわからないのが正解。
って書いたの、間違いじゃなかったわ。「だって滝沢歌舞伎なんだもの」で全部解決。オールオッケー。 で、このわからない世界最高峰の回転和太鼓で1幕が終わるのかと思ったら続いたのでびっくり。セグウェイでくーーーるくるにびっくり。生化粧が始まったことにはもっとびっくり。そして佐久間くんがまったく怯まずに健ちゃんに挑んでいて超絶びっくり。「携帯番号を教えてください」と言う佐久間くんに対し、「ポイントがたまったら1桁ずつ教えるよ」と返す健ちゃん。なかった。こういうやり取り、今までなかった。いやー、新鮮だったわー。ありがとう、佐久間くん。ポイントたまるといいね(笑)。滝沢との会話は後々の私のために残したいと思います。発端はこれ。SnowManの誰が言ったのかわからないので「す」にしました。何卒ご了承のほどを。
す 「(滝沢と健ちゃん)2人で旅行するとしたらどこかいいですか?」
三 「しっぽりと温泉」
滝 「アフリカ」
これを受けての。
滝 「ほんとにどこか行きましょうよ」
三 「本気で言ってるの?」
滝 「言ってます」
三 「本気で言ってる?」
滝 「言ってます」
三 「じゃあ行こうよ」
滝 「ほんとですか?(満面の笑顔)ついていきます!!」
ジャニーさんの誕生日を仕切った男なのに「ついていきます」なのね。おもしろいな、滝沢って。せっかくここまでの仲になったんだし、千穐楽までもっと密になるだろうから、旅行はともかく不定期で構わないから食事とかしてくれたらいいなー。
おっと。これで終わっちゃいかんのだった。この生化粧のとき、後ろでぱたぱたとジュニアがうちわで扇いでて、ただただ黙々と扇ぐだけの長妻くん(教えていただきました。ありがとうございます)に健ちゃんが笑いながら話しかけ、それに笑顔で応えてたのがすっごくよかったんだよね。下手したら親子という年齢差(19歳差だそうで)二重マル。佐久間くんが健ちゃんの心をこじ開けてくれそうなので、長妻くんにも頑張ってほしいな。
2幕は「鼠小僧次郎吉」。私、ドラマの予約をするのを忘れたとここで気づきました。ばかー。あほー。うすらとんかちー。ここはもう深澤くんのおまるちゃんで決まり。とにかく返しが抜群に上手い。頭の回転が速いんだね。鼠との屋根での攻防には大笑いしたわ。最高。岡っ引きの仙吉@健ちゃんは滝沢の宣言通り笑いを誘うシーンはなくて、何ていうか、ぴりっと締まるって感じだった。その仙吉と次郎吉の兄弟設定はまあそうだろうなーと思ったけど、それでもがっつりと萌えましたよ。ちなみに、子供の頃の会話が流れたとき、「屋上?ここはオフの屋上なの?コウイチは?ヤラは?」と思いました(笑)。岡っ引きさんが無事に昔の夢を思い出し、水をがんがん浸かっての大乱闘では、健ちゃんが結構動くわ、キックするわ、だったので、さすがに転びやしないかとひやひやしたわ。
ラストは、健ちゃん作詞、滝沢作曲の「LOVE」。健ちゃんの笑顔がこれまたよくて、これだけでもう十分だったのに飛んだ!! 滝沢と健ちゃんが飛んだ!! とても怪我をしてるとは思えないくらい綺麗なフライングだったし、戻ってきた健ちゃんを受け止めるジュニアたちは優しさの塊だし、ここはちょっと視界がかすみました。
これで終わらないよー。個人別行くよー。
まずは座長、滝沢から。私のような凡人には到底思いつかない演出の数々で、さすがジャニーさんイズムを体現してる男とうなりましたわ。すごい熱量だけど、圧となって襲いかかってくるわけではなく、ほんとちょうどいい塩梅だったな。とんでもなくかっこよくて、とてつもなく安心感があって、たくさんたくさん笑わせてくれて、まさにパーフェクト。
次、これがお初(多分)のSnowMan。キングオブ久し振りに見た岩本くんがすっかり出来上がっていて驚きました。あの頃(翼ソロでシンメで踊っていたあれ)はまだ少年だったもんね。あと昔の松岡に似てたなー。佐久間くんはバカ殿(で合ってる)で「お役さんがみんな美人でびっくりした」みたいなアドリブを飛ばしていたのでいい子だなと(笑)。ほら、「化け猫」って言い切っちゃう先輩がいるじゃない(笑)。この間まであっちの劇場で飛んでいた座長(笑)。渡辺くんと阿部くんは口上が上手く、宮館くんは「鼠」での与力がよかった。深澤くんはさっきも書いたけど、おまるちゃん最高。ふぉーゆーみたいにすのだけで舞台とはやらないのかね。
次、林くんとジェシーと京本くん、増田くん。声も林くんはお化けでのストーリーテラー、みのきち、雪女の三役、お見事でした。私の「お金はかけないけどお気に入りリスト」ではなく「お金をかけてもいいと思うリスト」に入りました。ジェシーは安定の歌の上手さ、京本くんはできれば女形が見たかったな。増田くんはVファンだと聞いていたにもかかわらず顔さえ知らなかったので(申し訳ない)パキスタンとのハーフがほんとなのかわからないっていう(申し訳ない←二度目)。
最後に、健ちゃん。踊って、飛んで、蹴り上げて、とても右足親指を骨折してるとは思えないレベルでした。だからこそ、右足を引きずって歩く姿にはっとするんだよね。そうだった、って。より完璧なものをっていう気持ちもわかるし、でも無理はしてほしくないし、複雑という言葉しか今は出てこないです。
ここからは羅列。
○Maybe=せつなさ全開ですてき。
○MASK=(不謹慎になるのを承知で→)健ちゃんで「リチャード三世」が見たい!!
○回転和太鼓=久し振りに上半身裸を見たので(≧▽≦)こんな感じ。
○生化粧=滝沢が早いのでちょっと…だけど、それもまたよし。
○男女の舞=「そこだ!押し倒せ!!」と私の中で。
○鼠小僧=次郎吉が赤の炎なら仙吉は青の炎。
あああ、楽しかった!! 5月も行きたいよーーーっっっ。欲が出るーーーっっっ。